アシスト自転車

[CY-EB100K NKY407B02]Panasonic パナソニック SANYO サンヨー エネループ バイク SPL シリーズ 他 バッテリーセル交換 関連情報

パナソニック/サンヨー 電動自転車バッテリー CY-EB100K / NKY407B02 ご利用ガイド

お使いの電動アシスト自転車のバッテリー「CY-EB100K」または「NKY407B02」について、製品情報から今後のための選択肢までを分かりやすくご案内します。


1. お探しのバッテリーについて

まず、2つの品番の関係性についてご説明します。

  • CY-EB100K: こちらは元々**SANYO(サンヨー)**が製造していた際の品番です。
  • NKY407B02: こちらは**Panasonic(パナソニック)**の品番です。

SANYOの電動アシスト自転車事業がパナソニックに統合されたことに伴い、同じ製品がパナソニック品番で供給されるようになりました。つまり、「CY-EB100K」と「NKY407B02」は、呼び名が違うだけで同一のバッテリーです。

【製品の基本情報】

項目内容
バッテリー種類リチウムイオン電池
電圧 / 容量25.2V / 9.5Ah
主な対応車種SANYO eneloop bike SPL(エネループ バイク エスピーエル)シリーズ<br>(例:CY-SPL224, CY-SPL226 など)
対応充電器品番CY-PAA7 (SANYO) / NKJ053 (Panasonic)

2. 【重要】バッテリーの現状と入手について

このバッテリーは、対応する電動アシスト自転車と共にすでに生産を終了しています。 そのため、現在、パナソニックから新品のバッテリーを購入することはできません。

「バッテリーの調子が悪くなってきた」「充電できなくなった」といった場合、これまでと同じように新品を購入して交換することが難しい状況です。


3. 今後のための3つの選択肢

お使いの電動アシスト自転車をこれからも活用するために、以下の選択肢をご検討ください。

選択肢①:バッテリー再生(リフレッシュ)サービスを利用する【最もおすすめ】

バッテリーの寿命は、多くの場合、内部にある「セル」という多数の小さな電池の劣化が原因です。バッテリー再生サービスは、お持ちのバッテリーのケースはそのままに、この劣化した内部セルをすべて新品に交換してくれるサービスです。

  • メリット
    • 愛用の自転車に乗り続けることができる。
    • 新品バッテリーを購入するよりも費用を抑えられる場合が多い。
    • サービスによっては、元の容量より大きいセルに交換し、走行距離を伸ばせるプランもある。
  • 利用方法
    1. インターネットなどで「電動自転車 バッテリー再生」「バッテリー リフレッシュ」と検索し、専門業者を探します。
    2. お持ちのバッテリー(CY-EB100K / NKY407B02)が対応可能か確認し、申し込みます。
    3. 業者へバッテリーを発送すると、1~2週間程度で再生されたバッテリーが返送されてきます。
  • 注意点
    • 信頼できる業者を選ぶことが重要です。保証期間や過去の実績などを確認しましょう。
    • バッテリーの状態(基板の故障など)によっては、再生できない場合もあります。

選択肢②:中古品・デッドストック品を探す

フリマアプリやネットオークションなどで、中古のバッテリーが出品されていることがあります。

  • メリット
    • 運が良ければ、すぐに手に入る可能性がある。
  • 注意点
    • **劣化のリスクが非常に高いです。**外見は綺麗でも、性能が大きく落ちている可能性があります。
    • いつまで使えるか分からず、基本的には保証もありません。
    • 安全性の観点からも、積極的におすすめできる選択肢ではありません。

選択肢③:電動アシスト自転車自体の買い替えを検討する

バッテリーだけでなく、自転車の他の部品(モーター、ブレーキ、フレームなど)も経年で劣化が進んでいます。長期的な視点に立てば、最新の性能や安全機能を備えた新しい電動アシスト自転車への買い替えも有力な選択肢です。


4. バッテリーを少しでも長持ちさせるためのヒント

リチウムイオンバッテリーは、扱い方次第で寿命が変わってきます。以下の点を心がけることで、バッテリーの性能をより長く保つことができます。

  • 満充電での長期保管を避ける: 充電100%の状態で長期間放置するとバッテリーに負荷がかかります。数週間以上使わない場合は、50%~80%程度の充電量で保管するのが理想です。
  • バッテリー切れでの長期放置を避ける: 充電が0%の状態で長く置くと、バッテリーが深刻なダメージを受け、充電できなくなる「過放電」状態になることがあります。
  • 高温を避ける: 真夏の車内や直射日光が当たる場所など、高温になる環境での放置はバッテリーの劣化を早める最大の原因です。
  • 充電は室内で行う: 雨風や極端な温度変化のない、安定した環境で充電してください。

ご愛用の自転車と長く付き合っていくためにも、ご自身の状況に合った最適な方法をご検討ください。

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