[BP-217]アイコム ICOM IC-T90 ID-91 他バッテリーセル交換関連情報

2025年5月31日スタッフ

アイコム BP-217 バッテリーパック徹底ガイド：IC-T90・ID-91ユーザー様へ

アマチュア無線愛好家の皆様、こんにちは！このガイドでは、アイコム（ICOM）の名機 IC-T90 や ID-91 などで活躍するリチウムイオンバッテリーパック BP-217 について、知っておきたい情報や便利な使い方をご紹介します。快適な無線運用のお供に、ぜひお役立てください。

BP-217 ってどんなバッテリー？

BP-217 は、アイコム製ハンディトランシーバーのために設計された充電式のバッテリーパックです。

種類: リチウムイオンバッテリー
電圧: 7.4V
容量: 一般的に 1300mAh (typ.) / 1200mAh (min.) のものが多いです。（製品ロットや時期により若干異なる場合があります）
特徴:
- 小型・軽量ながら、比較的長時間の運用を可能にします。
- メモリー効果が少ないため、継ぎ足し充電にも強いのが魅力です。

BP-217 はどの無線機で使えるの？主要対応モデル

BP-217 は、以下のようなアイコム製トランシーバーに対応しています。お持ちの機種があるかチェックしてみましょう！

IC-T90 / IC-T90A / IC-T90E
ID-91 / ID-91A / ID-91E
IC-E90
IC-E91
IC-R5 (※一部モデル、要確認)
IC-RX7 (※一部モデル、要確認)
IC-80AD
IC-90A/E
ID-80

上記以外にも対応機種がある場合がございます。正確な情報は、お持ちの無線機の取扱説明書またはアイコム公式サイトにてご確認ください。

BP-217 を上手に活用するためのポイント

大切な無線機を長く、快適に使うために、バッテリーの取り扱いにも少し気を配ってみましょう。

充電について:
- 専用充電器を使いましょう: BP-217 には、アイコム純正の充電器（例：BC-139、BC-160 など、機種により異なります）や、信頼できるメーカーの対応充電器を使用してください。
- 満充電後は速やかに: 長時間充電しっぱなしにするのは避け、満充電になったら充電器から取り外すのがおすすめです。
保管について:
- 高温多湿を避ける: 直射日光の当たる場所や、高温多湿になる場所での保管はバッテリーの劣化を早めます。涼しく乾燥した場所で保管しましょう。
- 長期間使わない場合: 過放電を防ぐため、ある程度充電した状態（50%程度が目安）で保管し、数ヶ月に一度は状態を確認して必要であれば充電することをおすすめします。無線機本体から取り外して保管するのが理想です。
運用中のヒント:
- 予備バッテリーのすすめ: 長時間運用や移動運用が多い方は、予備の BP-217 を用意しておくと安心です。
- 乾電池ケースという選択肢も: 機種によっては、乾電池で運用できるケース（例：BP-218、BP-208N など）がオプションで用意されている場合があります。状況に応じて使い分けるのも良いでしょう。
寿命かな？と思ったら:
- 充電してもすぐにバッテリーがなくなってしまう、バッテリーが異常に熱くなるなどの症状が出たら、寿命のサインかもしれません。安全のため、新しい純正品または信頼できる互換バッテリーへの交換を検討しましょう。