アシスト自転車

[90793-25079、X48-01]ヤマハ YAMAHA 電動アシスト自転車 PZ24LS 他バッテリーセル交換(カスタム保護回路交換付) 関連情報

ヤマハの電動アシスト自転車(PAS)用バッテリー**「90793-25079(X48-01)」および、それを使用するPZ24LS(PAS リチウムS)**に関する情報を整理しました。

このバッテリーは、2000年代後半から2010年代初頭にかけて主流だった**「リチウムイオンバッテリー 4.0Ah」**規格のものです。


1. 基本スペックと互換性

この型番はヤマハPASの初期〜中期のスタンダードモデルによく採用されていました。

  • 型番: 90793-25079 / X48-01
  • 容量: 4.0Ah
  • 電圧: 25.2V
  • 主な採用車種例: PZ24LS (PAS リチウムS)、PZ26LS、PA26M (PAS compact) など

⚠️ 互換バッテリーについて

現在、この4.0Ah(X48シリーズ)は、容量の大きい上位互換バッテリーと交換が可能です。もし新品への買い替えを検討されている場合、以下の型番が一般的に互換性があるとされています。

  • 8.1Ah(容量2倍): 90793-25115 (X54-02)
  • 12.3Ah(大容量): 90793-25125 (X0T-00)

※形状が同じ「X」シリーズであれば基本的に互換性はありますが、車体側の年式や形状の干渉により装着できない例外があるため、購入前に必ず車体番号(フレーム刻印)での適合確認を推奨します。


2. 故障・寿命の判断サイン

「充電がすぐ切れる」「アシストが弱い」と感じた場合、以下のチェックを行ってください。

  • 自己診断機能: バッテリーのボタンを「20秒間長押し」してください。
    • ランプ1つ点滅: 充電回数 0〜50回
    • ランプ4つ点灯: 充電回数 351回以上
  • ボタンをさらに「30秒間長押し」:
    • ランプ4つ点灯: 実力容量 76%〜100%(良好)
    • ランプ1つ点灯: 実力容量 0%〜25%(寿命・交換時期)

3. 長持ちさせるためのメンテナンス

X48-01のようなリチウムイオンバッテリーを長く使うためのコツです。

  • 空の状態(0%)で放置しない: 長期間乗らない場合も、50%〜80%程度の残量を維持して保管してください。
  • 極端な温度を避ける: 夏場の直射日光下や、冬場の氷点下での保管は劣化を早めます。冬は室内保管が理想です。
  • 「つぎ足し充電」はOK: 昔のニカド電池と違い、リチウムイオンは使い切る前に充電しても問題ありません。

4. 廃棄・リサイクルについて

電動自転車のバッテリーは一般ゴミとして捨てられません。

  • JBRC協力店へ: サイクルショップ(街の自転車屋さん)や家電量販店にある「リサイクルBOX」へ持ち込んでください。
  • 注意: 端子部分にガムテープなどを貼って絶縁してから持ち込むのがマナーです。

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