[電池パック L21]NTT docomo ドコモ L-03E 他 バッテリーセル交換 関連情報
NTTドコモのモバイルWi-Fiルーター「L-03E」などで使用される電池パック L21について、互換性や取り扱いの注意点をガイド形式でまとめました。
🔋 電池パック L21 基本ガイド
このバッテリーは、主にLGエレクトロニクス製のドコモ端末向けに設計された大容量リチウムイオン電池です。
1. 主な対応機種
電池パック L21は、以下の機種で使用可能です。
- L-03E (モバイルWi-Fiルーター)
- Optimus G Pro (L-04E) (スマートフォン)
ポイント: L-03Eはモバイルルーターとしては異例の3,600mAhという大容量バッテリーを搭載しており、他機器への給電(モバイルバッテリー機能)ができるのが特徴です。
2. スペック詳細
長く安全に使うために、基本仕様を確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
| 型番 | 電池パック L21 (ASC29235) |
| 定格容量 | 3,600mAh |
| 定格電圧 | 3.8V |
| 充電電圧 | 4.35V |
3. 入手方法と現状
現在、ドコモショップ等の正規窓口での新品在庫は非常に少なくなっています。
- ドコモオンラインショップ: 生産終了に伴い、在庫がないケースがほとんどです。
- 中古・オークション: メルカリやヤフオクなどで「未使用品」を探すのが一般的ですが、リチウムイオン電池は放置していても劣化(放電)するため、製造時期に注意が必要です。
- 互換バッテリー: サードパーティ製の互換品も流通していますが、発熱や膨張のリスクを避けるため、可能な限り純正品、もしくは信頼できるメーカーのものを選びましょう。
4. 長持ちさせるためのメンテナンス
L-03Eを据え置き(充電しっぱなし)で使用している場合、以下の点に注意してください。
- 過充電を避ける: 常に100%の状態で充電器に繋ぎ続けると、バッテリーの「膨張」を招きやすくなります。
- 適度な放電: 月に一度は充電器を抜き、バッテリーの残量を減らすことで活性化を促せます。
- 熱に注意: 通信量が多いと本体が熱くなります。熱はバッテリー劣化の最大の原因ですので、風通しの良い場所に設置してください。
5. バッテリーの廃棄方法
膨らんでしまった、あるいは寿命を迎えたL21は、一般ごみとして捨ててはいけません。
- ドコモショップ・家電量販店: リサイクル協力店(JBRC加盟店)の回収ボックスへ持ち込んでください。
- 端子の絶縁: 回収に出す際は、端子部分にセロハンテープなどを貼って絶縁してください。

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