[電池パック SH14]NTT docomo ドコモ FOMA SH905i 他 バッテリーセル交換 関連情報
NTTドコモのFOMAシリーズ、特に名機として名高いSH905iなどで使用される**「電池パック SH14」**についてのガイドを作成しました。
このバッテリーはガラケー全盛期のシャープ製端末を支えた重要なパーツです。現在の視点から見た互換性や、長く使い続けるためのポイントをまとめています。
🔋 電池パック SH14 基本ガイド
1. 主な対応機種
SH14は、2007年前後に発売されたシャープ製のハイエンド・スリムモデルを中心に採用されていました。
- SH905i(SH14の代表的モデル)
- SH905iTV(サイクロイドスタイル)
- SH906i
- SH906iTV
- SH705i / SH706i(一部モデル)
2. スペック情報
当時のリチウムイオン電池としての標準的な性能を備えています。
- 定格電圧: 3.7V
- 定格容量: 770mAh
- 製造元: シャープ株式会社 / NTTドコモ
⚠️ 現在の入手・運用に関する重要情報
ドコモでの販売状況
現在、ドコモショップ店頭やオンラインショップでの公式販売は終了しているケースがほとんどです。サポート終了(修理受付終了)に伴い、純正品の新品入手は非常に困難になっています。
代用・互換品について
公式の「SH14」が見つからない場合、以下の選択肢がありますが注意が必要です。
- 互換バッテリー(サードパーティ製): Amazonや楽天などで互換品を販売していることがあります。安価ですが、自己責任での使用となります。
- 中古・新古品: フリマアプリ等で流通していますが、リチウムイオン電池は未使用でも経年劣化(放電による不活性化)が進むため、駆動時間が極端に短いリスクがあります。
💡 大切なデータを守るためのアドバイス
SH905iなどの端末を「思い出の確認」や「データのバックアップ」のために起動させたい場合、以下の点に注意してください。
- バッテリーの膨張に注意: 長期間放置したSH14は、内部ガスにより膨らんでいることがあります。無理に端末に挿入すると、裏蓋が閉まらなくなったり、最悪の場合発火の恐れがあります。
- 充電器(ACアダプタ 02)の確認: 起動しない原因が電池ではなく、充電器(コネクタ部分)の断線であることも多いです。
- FOMAサービスの終了: NTTドコモは2026年3月31日にFOMA(3G)サービスを終了します。それ以降は通話や通信ができなくなるため、必要な写真やメールは早めにSDカード等へ移行することをお勧めします。
♻️ 廃棄時のルール
不要になった電池パック SH14は、一般ゴミとして捨てないでください。
- ドコモショップ: ブランドを問わず、無料で回収・リサイクルを行っています。
- 家電量販店: 「JBRC」の回収ボックスが設置されている店舗で処分可能です。

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