[BAP-7D]TOSHIBA 東芝 電動工具 コードレスドライバドリル CDR-7、 CDEP-70C、CDEP-7 他 バッテリーセル交換 関連情報
東芝 電動工具:CDR-7、CDEP-70C、CDEP-7 (BAP-7D) ガイド
このガイドでは、長年ご愛用されている方も多い東芝の電動工具シリーズについて、その特徴や現在の状況をご案内します。
製品について 🪛
ご紹介するモデルは、東芝が過去に販売していたDIY向けなどの電動工具です。現在では生産終了となっている、いわゆる「レトロ」なモデル群です。
- コードレスドライバドリル (CDR-7)
- 特徴: 7.2Vのバッテリー(BAP-7D)を使用する充電式のドリルドライバーです。キーレスチャックを備え、手軽にビット交換ができるモデルでした。当時のDIY用途としては標準的な性能を持っていました。
- バッテリーパック (CDEP-7 / BAP-7D)
- 種類: ニカド(Ni-Cd)電池が採用されています。
- 電圧: 7.2V
- 注意点: ニカド電池は、完全に放電しないうちに充電を繰り返すと、見かけ上の使用時間が短くなる「メモリー効果」という現象が起きやすい特性があります。
- 充電器 (CDEP-70C)
- 対応: バッテリーパック BAP-7D専用の充電器です。
現在の状況と注意点 ⚠️
これらの製品はすべて生産終了しており、東芝からのメーカーサポート(修理や部品供給)も終了しています。ご使用にあたっては、以下の点にご注意ください。
バッテリー (BAP-7D) の入手と使用
- 純正品の入手は困難: 新品の純正バッテリーを入手することは非常に困難です。
- 互換バッテリー・セル交換:
- 一部のバッテリー専門業者では、互換バッテリーを販売していたり、お持ちのバッテリーケース内の古い電池(セル)を新しいものに交換する「セル交換(リセル)サービス」を提供していたりする場合があります。
- セル交換サービスを利用すると、中身が新しい電池(ニッケル水素やリチウムイオンにアップグレードできる場合も)になるため、性能が向上する可能性があります。
- 中古品の危険性:
- オークションサイトなどで中古のバッテリーを入手できても、経年劣化により性能が著しく低下している可能性が高いです。
- 古いニカド電池は、液漏れや、最悪の場合、発熱・発火などのリスクを伴います。安全のため、長期間使用された中古バッテリーの使用は推奨されません。
本体・充電器について
本体(CDR-7)や充電器(CDEP-70C)が故障した場合、メーカー修理は不可能なため、ご自身で修理するか、中古品を探して部品取りをするなどの対応に限られます。
まとめ
長年愛用されてきた工具には愛着が湧くものですが、安全にご使用いただくことが最も大切です。
もし、これからもこのドリルドライバーを使い続けたい場合は、バッテリーの「セル交換サービス」を利用するのが最も現実的で安全な選択肢と言えるでしょう。インターネットで「BAP-7D セル交換」などのキーワードで検索し、専門業者に相談されることをお勧めします。
ご使用の際は、くれぐれも自己責任の上で、安全に十分配慮してください。