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[80044-01 FAZONE M用リチウムイオン電池]FUJIFILM 富士フイルム ポータブル超音波画像装置 FAZONE M バッテリーセル交換 関連情報

FUJIFILM ポータブル超音波画像装置 FAZONE M用リチウムイオン電池(80044-01)ガイド

このガイドでは、FUJIFILM(富士フイルム)のポータブル超音波画像装置「FAZONE M」専用のリチウムイオン電池(型番:80044-01)について、その役割、現在の入手状況、取り扱い上の注意点などを分かりやすくご案内します。


1. FAZONE Mと専用リチウムイオン電池について

FAZONE Mは、富士フイルムが提供していたポータブルタイプの超音波画像診断装置です。持ち運びが容易なため、在宅医療や救急、院内の様々なシーンで活用されてきました。

そのFAZONE Mを電源のない場所で稼働させるために不可欠なのが、専用のリチウムイオン電池(80044-01)です。このバッテリーにより、FAZONE Mは高い機動性を発揮します。

【製品仕様の概要】

  • 製品名: リチウムイオン電池
  • 型番: 80044-01
  • 対応機種: FUJIFILM ポータブル超音波画像装置 FAZONE M

2. 現在の入手状況について

FAZONE Mは2018年3月31日をもって販売を終了しており、それに伴い、現在、メーカーである富士フイルムから新品の専用リチウムイオン電池(80044-01)を入手することは困難な状況です。

FAZONE M本体の保守サービスも順次終了しているため、バッテリーを含むアクセサリ類の供給も終了している可能性が非常に高いです。

代替品の入手について: 医療機器のバッテリーは、安全性と性能を確保するため、厳密な規格に基づいて製造されています。そのため、純正品以外の互換バッテリーの使用は、機器の故障や思わぬ事故につながる危険性があるため、推奨されません。

もしバッテリーの交換が必要な場合は、FAZONE Mをご購入された販売代理店や、医療機器の修理・メンテナンスを専門とする業者へ一度ご相談されることをお勧めします。中古市場で流通している可能性もゼロではありませんが、品質や安全性の保証が難しいため、慎重な判断が求められます。


3. リチウムイオン電池の取り扱いと保管に関するご注意

リチウムイオン電池は、その特性上、取り扱いに注意が必要です。安全に長くお使いいただくために、以下の点にご留意ください。

  • 高温・多湿を避ける: 直射日光の当たる場所や車内、暖房器具の近くなど、高温になる場所での使用・保管は避けてください。バッテリーの劣化や故障、発熱の原因となります。
  • 衝撃を与えない: 落下させたり、重いものを乗せたりして、強い衝撃や圧力を加えないでください。内部の損傷により、発煙や発火の危険性があります。
  • 水濡れに注意: 水や液体で濡らさないでください。ショートや腐食の原因となり、大変危険です。
  • 長期間使用しない場合:
    • バッテリーを機器から取り外してください。
    • 電池残量を50%程度にしてから、湿度の低い冷暗所で保管することが推奨されます。満充電や電池切れの状態で長期間放置すると、バッテリーの劣化が早まる可能性があります。
  • 廃棄について:
    • リチウムイオン電池は、一般のゴミとして捨てることはできません。
    • 廃棄する際は、お住まいの自治体のルールに従い、リサイクル協力店や回収ボックスに出してください。ご不明な点は、FAZONE Mをご購入された販売代理店や、産業廃棄物処理業者にご相談ください。

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